野ぶどう(ウマブドウ)の利用法

野ぶどうを飲んで効く、塗って効く

 

飲んで効く

 

野ぶどうの焼酎漬け

実は秋になると変色するので緑の間(7月末〜8月始め頃)に採取しておきます。

作り方は簡単です。

400グラムの実を1.8リットルの果実酒用の焼酎に漬けて保存します。

 

3か月が過ぎた頃から飲めるようになります。
ビン

 

4ヶ月経過のがこんな感じです。
野ぶどう酒1
なんか真っ黒ですが
光にかざしてみると
野ぶどう酒2
透明なワイン色に見えます、さっそく試飲してみましょう。
アルコール度数35度です。
野ぶどう酒3
濃い琥珀色ですね、透明度はあります。
野ぶどう酒4

 

お湯で3倍弱で割るときれいな琥珀色になりました。
野ぶどう酒5

 

野ぶどう酒6

 

アルコールの弱い人は燃やしてアルコールを飛ばして飲む
水やお湯で割ってもいいです。

 

薬用として飲む時は一回20cc程度がいいでしょう。

 

匂いと味はウーム、言葉では表現しにくいですね。
でも薬臭いとかイヤミな匂いや味ではありません。(当然私見ですが)

 

外用にも使うので梅酒のように氷砂糖は入れないほうが良いですが
外用には使わない方は入れてもいいですね

 

野ぶどう茶

 

収穫したら水洗いして汚れを落とします。
水洗い
半日ほど天日で干してそれから何日か陰干しをする、
(ずっと天日で乾燥する、という方もおられます)

 

カラカラに乾燥したら葉は軍手をはめてツルからしごいたら簡単にとれます、
ツルはちょっと手間ですがハサミで刻みます。
(ツルにも効果があるので捨てるともったいないですよ)
乾燥した野ぶどう

 

お茶バッグに詰める量ですが市販品は一包3〜4グラム
で1リットルで2〜3分煮る、とされるのが多いです。
2〜3分で成分は十分出るそうですが私は10グラムをギュッと
詰め込んで2リットルの電気ポットに入れっぱなしにしています。
お茶袋
10グラムでほぼパンパンになります。
3度の食事時のお茶とし、晩酌には焼酎の野ぶどう茶割りを普段飲んでいて
量が結構必要なのです。
だから手間をかけずに飲めるようにしています。

 

ウイスキーのようなきれいな琥珀色です。
きれいなお茶1 きれいなお茶2

 

 

塗って効く

 

野ぶどうの焼酎漬けをそのまま患部に塗布します。

 

  • リウマチ *内服と併用するとさらに効果があるとされています。
  • 虫刺されによる腫れやいたみ
  • 化膿止め
  • 打ち身
  • 捻挫
  • 手足のしびれ
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 膝痛
  • 肘痛
  • やけど
  • ニキビ
  • ハゲ
  • 白髪
  • ふけ
  • かゆみ
  • 水虫
  • しもやけ

などに効果。

 

*痛みや熱を持ってる箇所は湿布もよく効くそうです。
湿布の作り方は
イ、焼酎漬けまたは酢漬けと小麦粉を同量で混ぜて使う
ロ、野ぶどうの粉末と小麦粉を同量で混ぜて使う
ハ、生のつるをすり鉢でつぶして使う

 

と紹介されています。

 

 


ご留意ください!
効果については薬でもそうですが合う・合わない、または
効く効かない個人差があることにご留意ください。
それは年齢、体格、体質、食生活、病気の症状と度合い、生活習慣、
運動量、ストレス、疲労度などが皆さん異なるからですね。


また医療機関の治療中の方なら必ず診察を継続してください。
野ぶどうだけで治そう、という過度の期待はやめましょう。


慣れない間の使用に際しては間違いのないものを少量から
試して自己責任でお願いします。
似た植物と間違う可能性もあり、間違って採取したものを利用されて
害が出ても責任は一切持てませんのでご了解ください。